運転代行サービスとは、一体どんなものか?料金の算出の仕組みや業務の流れをまとめてみた

地方では運転代行業者を見かけますが、どんなサービスが受けられるのでしょうか。また運転代行サービスは、どんな流れで行われて、料金はどのような仕組みで算出されるのでしょうか。
今回は、運転代行サービスとはどんなサービスなのか?その流れや仕組みなどについてまとめてみます。
運転代行サービスの流れとは?
運転代行サービスの流れとは、一体どんなものでしょうか。
・運転代行とは、お客様が自分の自動車の運転代行の依頼をおこないます。
・依頼を受けた代行業者のうち、2人のドライバーがお客様の元へ向かいます。
・お客様が待つ場所で2人のドライバーはお客様と合流し車をお預かりします。
・お客様の車に、お客様を乗せて目的地へ向かいます。自社の車はお客様の車に追走します。
・目的地についたら、お客様の車を運転していたドライバーを自社の車に乗せて営業所に帰ります。
運転代行サービスとは?
運転代行業とは、自動車運転代行業のこと。自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律によって、「他人に代わって自動車を運転する役務を提供する営業」と定義されています。
運転代行の定義
法律では、次の3点にあてはまることを運転代行の定義として規定されています。
1、飲酒運転等で運転できなくなったお客様に代わってお客様の車を運転する。
2、お客様の車にお客様を同乗させる。
3、お客様の車に代行業者の車が随伴する。
※随伴車(自社の車)に乗客を乗せる白タクまがいの行為(類似行為)は、法律で禁止されています。
参考)
http://www.untendaikoukyoukai.or.jp/about_chauffeur-service/structure/
注意!!お客様を乗せられない車
運転代行の随伴車(自社の車)にお客様を乗せることはできません。
運転代行サービスの料金システムは?
運転代行サービスの料金はどのような仕組みになっているのでしょうか。
料金は、客車もしくは随伴車に距離を測る機械が搭載されているのでそれを使用して計算します。
1つは、客様のトリップメーターを使って走行距離を測ります。トリップメーターとは、速度計の下など周辺に設置されています。この料金システムのメリットは、お客様ご自身の目で確認ができる点です。
客車のトリップメーターを使えば、どんなに悪質な業者でも距離をごまかすことはできません。
もう1つは、随伴車につけた料金メーターで金額を計算する方法です。料金メーターは、走行距離から料金を算出します。いわばタクシーの料金メーターのようなものです。
この方法のメリットは、随伴車の料金メーターを見れば、すぐに料金が分かる点です。デメリットは、随伴車に設置されていて、お客様の目の届かない場所にあるため、悪質な業者が料金の水増しが容易な点です。
運転代行サービスでお客様にうかがう7つの質問
運行業者が電話などを受けた際に聞く内容は、次の7つです。
車種やナンバープレートの4ケタの数字が分かっていると、お客様との合流がスムーズにできます。
運転代行の使いみちは?
運転代行にできることをご紹介します。
まとめ
今回は、運転代行サービスとはどんなサービスなのか?その流れや仕組みなどについてまとめてみました。